今回は我が家の年子の兄妹の話です。

ベビー時代

息子は一人目の育児ということもあって何もかもが手探り状態。そのため、息子の大変さに気づいたのは娘が生まれてからでした。当初は寝ない、飲まない、元気いっぱいの息子が全ての基準だったので、よく寝る、よく飲むと手のかからない娘は元気がなさ過ぎるんじゃないかと心配するほどでした。1か月健診の時に、「4時間おきにおっぱいを飲んでその他はずっと寝てるんです」と不安げに相談しました。「それがあかちゃんですよ」と笑いながら先生に言われたのを覚えています。息子はあかちゃんの頃から喜怒哀楽が激しく、起きている時は常に足を嬉しそうにバタバタと動かしていたので、静かにスヤスヤ眠っている娘のあまりのやりやすさに戸惑うほどでした。

妹が生まれた時に息子は1歳7か月。まだまだ夜泣きもするあかちゃんです。妹が泣くと兄もここぞとばかりに泣き出すので夜中は夜泣きのオンパレード。おっぱいで泣き止む妹よりも、何をしてもなかなか泣き止まない兄が手強い。。。

また、妹は食欲旺盛なため、私たちの食事が始まるとそわそわして寝てられません。なので、食事の時は片腕に妹を抱え、おっぱいをあげながら、兄に食べさせる、そしてその合間に自分もかけこむように食べる。。。

食後は食べ方が汚い兄がポロポロとこぼしたものがテーブルの下にたくさん落ちていて、それを妹がハイハイしながら食べてしまうので、食事の度に床そうじが欠かせません。

兄のおむつトレーニングを始めたころは、兄が失敗してしまった床を目掛けて妹が一目散にハイハイで突進。こちらはすかさず床をふき取り&消毒。一瞬の猶予もありません。常に何が起こるか目を光らせていなければなりません。また、兄がせっかく作ったプラレールやレゴを妹が突進して壊してしまうことが日常茶飯事。その度に二人がギャーギャー泣き騒ぐのでした。

お風呂の時は浴室にベビーチェアを置いて妹を座らせ、その間に兄を洗う。手早くしないと妹がベビーチェアから脱走するため時間との勝負。そして兄を仕上げたら妹を洗って仕上げる。。。2人に服を着せていったん部屋に連れていくが、兄妹2人だけにすると何がおこるか不安な私は一瞬で洗ってあがる。。。ゆっくりひとりで湯船につかる時間など無し!

寝る時は私が2人の真ん中に入り、妹に添い乳しながら顔をできるだけ兄のほうへ向け、兄には私の耳たぶを触らせて手でトントンしながら、身体と首をくねらせながら2人を寝かせつける。。。と、こんな毎日。

夜泣きで何度も起こされ、睡眠不足の中で毎朝がスタートという地獄のような毎日でしたが、兄妹が頭を寄せ合ってすやすや眠っている姿はなんとも言えない癒し。わんぱく年子の育児に何度も心折れそうになりましたが、2人の寝顔を見るたびに元気をもらいました。

幼稚園生活

幼稚園では目立っているのは兄のほう。かんしゃく起こすと手がつけられないけれど、お勉強も運動もピアノもなんでも早くできる兄。それに対し家では活発だけど、外では人見知りな妹。かんしゃくがなく穏やかな分、なんでもマイペース。ハイハイ、お座り、あんよ、おしゃべりと発育は全て兄より1ヶ月以上早かったので運動神経は良いのかなと思ってましたが、幼稚園に入るとそんな気配は全く無し。かけっこ、跳び箱、縄跳びではひと苦労。声も小さく目立ったことはありません。。。

ただ、兄に鍛えられたのか、自己主張だけは一人前。そしてママの取り合いで2人はケンカばかり。。。抱っこ、ベビーカー、車の座る位置、エレベーターのボタンをどちらが押すか。。。など何か行動するたびにもめるもめる。。。妹は兄のやることなすことマネばかり。何でも同じように要求してきます。そんな妹にいつも怒っている兄ですが、幼稚園では妹のことが気になってしょうがない様子。いつも妹のお部屋をのぞいて気にしてる優しい兄でした。

小学校生活

そんな兄妹でしたが小学校にあがると一転。あまり目立たなかった妹のほうが積極的になり、お勉強、運動、お友達関係と何なくこなすようになり、毎日楽しそうに学校へ向かいます。それに対して学校が大嫌いな兄。ストレスが多すぎて何もかもが後ろ向き。よくできていたお勉強も運動もやる気無し。お友達関係もなかなかうまくいかず、持ち前の明るさまで消えかかってきています。

凸凹な兄凸凹のない妹能力的には飛び抜けているけれど、ストレスが多くて生き苦しい兄平凡だけど平和に毎日の生活を送れる妹。それぞれのタイプをほぼ同時進行で育てるという難しさがありますが、ふたりのおかげでお互いの特性を理解しやすい部分もたくさんあり、私にとっては大きな救いです。

宿題も時間割も声掛けひとつでちゃきちゃき済ませてしまう妹。遅刻や忘れ物が嫌なので、妹は前日から洋服まで選び、寝る前には玄関にランドセルをセット。それに対し、何度声をかけても動かず、宿題も時間割もいまだに横についてあげないと終わらない兄。子育てが思い通りにいかない時、自分の育て方が間違えているのかなと自分を責めそうになる時もありますが、育て方のせいではない子供の個性なんだ!ということを我が家の子育てからわかってもらえたら嬉しいです。

いつも兄にかかりっきりの私の姿を寂しく思っているのか、時々とっても甘えん坊になる妹。「いつも助けてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えたり、ゆっくりお話を聞いたり、ぎゅーっとしたり。。。どんなにがかかってもかかっていなくても子供たちに愛情は200%届けたいなと思います。

年子の子育ては大変!と言われますがまさにそのとおり。我が家のように子供に特性があるとさらに。。。ママを独り占めしたい時期に妹が生まれるという経験がよくなかったのかな。。。と息子に申し訳ないと思ったこともありました。でも年子の兄妹はケンカも激しいけれど、仲良しの時は気持ちが悪いくらいの仲良しぶり。常にお互いのことが気になってしかたがありません。また、集団生活が苦手でお友達とうまく遊べない息子にとって、妹は唯一、気を許し合える存在。お互いの存在がしんどい時もあるけれど、救いの存在になってくれていると思うことがたくさんあります。コロナ渦で人との交流が減っている今だからこそ特に、兄妹の存在に感謝してこれからも仲良く支え合ってくれたらいいなと願っています。