ふれあいの杜

不登校になり校長先生にふれあいの杜への入級をお願いしてから約3か月。ようやく面談の通知がきました。色々と手続きがあるようでかなり時間がかかりました。最初は親子面談。とても優しい先生が色々とお話を聞いてくださり、お家で何をして過ごしているのかなど色々と聞かれました。その後、息子と先生だけでお話がありました。色んなお部屋を見せてもらい、本当にふれあいの杜に通いたいと思っているかの確認をされたようです。本人の気持ちを一番重視する方針のため、本人が行きたがっていない場合は受け入れてもらえないようです。息子は学校はしんどいけれど少人数の活動なら大丈夫だと答えたそうです。

ふれあいの杜にはいくつかの学習室があり、各学習室によって活動内容や活動時間などが異なります。烏丸御池学習室は個別コースで週1日、1時間程度。北学習室は週4日、集団の1日コース。四条大宮学習室には集団の1日コース、半日コース、個別コースの3コースに分かれていました。希望する学習室で2回の体験を経て入級が決まります。いったん入級すると学習室をまたいでの変更は難しいようです。息子は四条大宮学習室の半日コースから始めることにしました。そこでは週2日、13時から15時の間に国語、算数、英語の個別学習があり、希望者は12時半から30分間体育館で体を動かすこともできます。ほぼ個別のような感じで先生がついてくださりしっかりとサポートしてくれるのでとてもありがたいです。ただ個別学習なので自分のやりたい勉強をさせてもらえると期待していたのですが、教育委員会管轄の不登校支援というだけあって、やはり学校の教科書以外の勉強はさせてもらえませんでした。結局息子が最も嫌いな漢字ドリルや計算ドリルをやることになり、息子のモチベーションは下がる一方…。最初の30分の体育館での活動のみを楽しみに通うことになりました。通知がきてから面談と体験2回を経て入級まで数週間かかり、ようやく入級できたと思ったらもう春休みの案内が…。

あまりにも長く待っていたふれあいの杜が期待はずれだったこともあり、ついに息子は「新学期からは学校へ行く!」と言い出すことに…。そしてまた私は振り出しに戻り、ふれあいの杜や在籍校の先生と話し合いをすることになるのでした…。