妊娠7か月頃になったらそろそろベビーグッズの準備を始めましょう。
まずライフスタイルに合わせて必要なものを書き出してみましょう。
下記にベビーグッズのリストを作りましたが全て揃える必要はありません。
はじめての出産の場合は何かとグッズをたくさん揃えたくなりますが、
結局使わなかったという場合もありますので、必要最低限のもののみ
準備しておけば良いでしょう。
肌着・ウエア
赤ちゃんは新陳代謝が活発です。
大人より体温が高く体温調整も未熟です。
肌着は汗を吸収して通気性が良く、体温を適温に保つものがおすすめです。
<選び方>
首回りは赤ちゃんが苦しくないよう余裕のあるものを。
袖は着せる時にママの手を通しやすいようにゆとりのあるものを。
■短肌着■
50~60㎝
肌着の基本となるもの。
裾が短めで重ね着してもごわつかず季節を問わず活躍します。
真夏には1枚で使用しますが、通常はコンビ肌着や長肌着を
上に重ねて着せます。
■コンビ肌着■
50~60㎝
短肌着より裾が長く股部分が分かれているので赤ちゃんが足を動かしやすい
デザインです。抱っこしてもめくれ上がらず安心です。
■ツーウェイオール■
50~70㎝
肌着の上に着せるウエア。
スナップの留め替えで股なし、股ありと2通りに着られるウエア。
■カバーオール■
50~70㎝
足がズボンの形に分かれたつなぎタイプ。動きが活発になる2~3か月頃から
使用します。
■プレオール■
袖、裾が短めの夏向きのウエア。ボタンが少なくおむつ替えが楽。
■ベビードレス■
新生児用の赤ちゃん向き。裾幅がスカートのように広がっているタイプ。
おむつ替えが楽。
■帽子■
外出時にはきつい日差しや寒い風から赤ちゃんを守る為、帽子を着用します。
■セレモニードレス■
■ソックス■
主に寒い冬に着用します。外出時や足が冷たい時にはかせます。
■汗取りパッド■
暑い時期に生まれた赤ちゃん向き。背中に直接当てると汗を吸い取り
あせも防止になります。
■おくるみ(アフガン)■
包んで抱っこしたり、薄掛け布団のように上からかけて使用します。
■ベスト■
赤ちゃんは体温調節が苦手。寒い季節の防寒にウエアの上に1枚重ねます。
■ミトン■
顔をかいてしまう赤ちゃんにはミトンをはめて傷を防止します。
■スタイ■
生後3か月頃からよだれの分泌が盛んになるので着用します。
寝る時ははずします。
■ベビーハンガー■
おむつグッズ
おむつには紙おむつと布おむつがあります。
紙おむつは簡単&スピーディにおむつ替えができます。
肌触りの良さ、通気性、吸水性などをポイントに新生児用からスタート。
布おむつは必ずおむつカバーとセットで使います。
経済的で環境、家計にやさしい反面、こまめなおむつ替えと洗濯が必要です。
■紙おむつ(新生児用)■
足回りのギャザーは赤ちゃんの足を締めつけないやわらかいギャザーを
選びます。
おしっこを素早く吸水し、逆戻りせず、通気性が良くムレないことが大切です。
■布おむつ■
布おむつは基本的に綿100%のものを使用します。
すでに輪に仕上がった輪形、股の形に成形された成形、自分で縫う反物の
3種類があります。
■おむつカバー■
布おむつが吸い取った水分が外にもれないよう防水加工が施されています。
体に合ったサイズを選びましょう。
■おしりふき■
適度な厚みと湿り気があり赤ちゃんの肌にやさしい素材を選びます。
片手で取り出せるタイプが便利です。
■紙おむつ処理器■
■おむつ、肌着用洗剤■
■おむつライナー■
■おむつ替え用マット■
■紙おむつ用ケース■
お出かけグッズ
■チャイルドシート■
車に乗せるなら退院時から準備が必要です。
使用期間や種類もさまざま。安全を確保するためにも慎重に選びましょう。
首がすわっていない間はシートを進行方向とは逆向きに取り付けます。
新生児期用としてはほかに寝かせて使用するベッドタイプがあります。
<選び方>
背もたれ部が高いものなら成長に合わせて長く使用できます。
成長に合わせて長さの調節が必要になるので、簡単に調節できるものがベスト。
重すぎると取り付けや取り外しが大変です。
■ベビーカー■
ベビーカーには生後1か月から使えるA型タイプ(背もたれ角度が150°)と
生後7か月から使えるB型タイプ(背もたれ角度が100°)がある。
また、赤ちゃんの顔を見ながら押せる両対面タイプと背面タイプなど
種類も様々。生活習慣や使いやすさを考えて合ったものを見つけましょう。
<選び方>
ハンドルは押す人の身長に合わせて調節できるものを選びます。
ストッパーがしっかりとしているか、ストッパーをかけて手で押しても動かないか
チェックすること。
赤ちゃんを抱っこしたまま開閉操作やロックができるかを確認。
軽く持ち運びしやすいことも重要です。
また走行時の振動を和らげる構造になっているかも重要なポイント。
眠っている赤ちゃんを起こさずに寝たままの状態でリクライニングできるものが
便利です。
■抱っこひも■
抱っこはママと体が密着して赤ちゃんは安心します。
外出の頻度や行動範囲、ベビーカーとの使い分けを含めて検討します。
生まれてすぐから首がすわるまでのお出かけは横抱きタイプ、
首が座ってからはたて抱きタイプも使用できます。
■マザーズバック■
おねんねグッズ
1日の大半を眠って過ごす赤ちゃん。ママとパパが布団派かベッド派か、
または部屋の間取りなどを考慮した上でベビーベッドを買うか布団セットのみ
にするか決めましょう。
■ベビー布団セット■
ベビーベッドを使う場合も使わない場合も必要になります。
やわらかい赤ちゃんの背骨を支えるため、敷布団は硬めが特徴です。
下から 敷布団→防止シート→キルティングパッド→シーツ→綿毛布
→肌掛け布団&カバー→掛け布団&カバーの順に敷いて使用します。
■キルティングパッド■
赤ちゃんの汗や吐いたりしてこぼしたミルク、もれたおしっこなどを吸収します。
■防水シーツ■
キルティングパッドの下に敷いて使います。防水素材で水分を敷布団に
しみこませない役目があります。
■タオルケットor綿毛布■
年間を通して使えるので便利です。夏にはタオルケットや大きめの
タオルで代用しても良いです。
■ベビーベッド■
使用期間の短いベビーベッドは置き場所やライフスタイルを考えて検討します。
レンタルで試してみるのもいいですね。
ベッドの開口部は柵が上下にスライドするものだとスペースを取りません。
またベッド下に収納スペースがあるタイプが便利です。
■ベビーガード■
ベビーベッドの柵に取り付け赤ちゃんが柵に頭や体をぶつけるのを
防ぎます。
■ベビーチェア&ラック■
寝室以外の場所で過ごすときに便利です。
離乳食が始まってからは食事用のテーブルとしても使えます。
■バウンサー■
寝室以外の場所で過ごすときに便利です。
赤ちゃんの手足の動きに合わせて自然に揺れ、コンパクトで
場所をとりません。
沐浴・衛生グッズ
■ベビーバス■
抵抗力の弱い新生児期には専用のベビーバスを用意しましょう。
床置きとシンクに置くタイプがあります。
■ベビー石鹸■
石鹸やシャンプーは低刺激性のものを選びましょう。
■ガーゼ・沐浴布■
赤ちゃんは裸にされると不安になりがちです。
ガーゼ素材の沐浴布でくるんでお湯につからせましょう。
■沐浴剤■
入浴剤のようにお湯に混ぜて使用します。
これ1本で汚れを落とし、すすぎや上り湯も必要ありません。
沐浴に慣れないうちは便利です。
■湯温計■
沐浴に最適な温度は38度~40度。
湯温計でチェックしてから入れましょう。
■スキンケアグッズ■
沐浴後はベビー用オイル、ローション、クリームなどで皮膚を保護します。
■ベビー用綿棒■
綿棒は耳、鼻、おへそのケアに使用します。ベビー用の細いものが便利です。
■スポンジ■
■ベビー用爪切り■
■ベビースケール■
■ベビー用体温計■
■くし、ブラシ■
■鼻水吸い器■
授乳グッズ
母乳やミルクは赤ちゃんの大切な栄養源。
母乳で育てるかミルクで育てるかで必要な準備が異なりますので、
産後、状況に応じて買い足すのが良いでしょう。
■哺乳瓶■
ミルクや搾乳した母乳、白湯を飲ませる為に1本は用意しましょう。
乳首のみの買い替えも可能です。
■哺乳瓶用ブラシ&洗剤■
赤ちゃんが口にするものは清潔にしなければなりません。
専用のブラシと専用洗剤を用意しましょう。
■哺乳瓶消毒グッズ■
赤ちゃんは抵抗力が弱いので消毒、殺菌が必要です。
消毒の種類には煮沸消毒やレンジ、薬液消毒などがあります。
■粉ミルク■
顆粒状のミルク成分をお湯に溶かして使用します。
産後、母乳の出具合によって使用してもよいでしょう。
■母乳バック■
搾乳した母乳を衛生的に冷凍保存できます。
滅菌処理されたものを使用します。
■母乳パッド■
母乳のモレを吸収し、衣類の汚れや雑菌を防ぎます。
洗って繰り返し使えるタイプと使い捨てタイプがあります。
■授乳用クッション■
授乳期のママのひざと赤ちゃんの間にできる隙間を埋めるクッション。
姿勢が整い疲れも軽減されます。
■搾乳器■
母乳の出がよくて赤ちゃんが飲み終わっても出す必要がある時や、
赤ちゃんへの直接授乳ができないときに必要。
■ケアグッズ■
乳頭矯正器、乳頭保護器